2010年11月03日

なぜ「トレーニング」なのか

秋も深まってまいりました。

吹く風も冷たく感じ、朝晩の冷え込みは一段と厳しくなりましたね。
冬の足音が聞こえてきました。

花園予選は、すぐ目の前です。

やり残したことは無いですか?
後で後悔するのはとても辛いことです。

今、出来ることを全力で。
明日は何が起こるかわかりません。「今」を大事に。

なぜ「トレーニング」なのか


さて、皆さんはトレーニングと聞くと
重いダンベルやバーベルを持ってのウエイトトレーニングを想像されるかもしれませんね。

トレーニングはウエイトの器具や施設が整ったところで行うものだけではなく
グランドでの基本練習や自体重(自分の体重)を使ったトレーニング、
また相手の体重を利用して行うパートナートレーニングなど、
器具や環境が整わない限られたところでも十分行うことができます。

では、なぜトレーニングを行う必要があるのでしょうか?

その理由は大きく分けると2つあります。
1つは「ラグビーの技術向上のため」そしてもう1つは「ケガを予防するため」です。



1)ラグビーの技術向上のため

基礎体力作りとして行うトレーニングは、
ラグビーに必要な体力要素(筋力、パワー、スピード、スタミナなど)を高めます。
ラグビーの技術練習の繰り返しだけでは得られない身体の土台づくりとして、
トレーニングはこういった体力要素をとても効率よく強化することができるのです。
また、基礎体力の土台がしっかりしていると、より高度な技術や戦術を習得しやすくなります。
たとえば体幹を鍛えることで身体の支持能力が向上し、
軸のぶれない動作ができる、フォームが安定するといったことや
下肢筋力の向上によって走力がアップするなどが考えられます。

2)ケガを予防するため

体力要素が向上すると、ラグビーをプレーするときにかかる負荷や
ダメージによるスタミナの消耗を軽減させる効果が期待できます。
特にラグビーは「コンタクトスポーツ」なので、肩や足首、股関節等に負荷がかかりやすく
左右の筋バランスが崩れてケガをしやすくなりますが、トレーニングを行うことで
ある程度予防することが可能です。
たとえば何度も繰り返す足関節捻挫は、関節が不安定になっていることが多いのですが、
トレーニングをすることによって関節の支持能力を高め、
何度も繰り返さないように予防することができます。


トレーニングにはメンタル面での効果も高いといわれています。
「これだけトレーニングを行った」という自信は選手にとって心理的なアドバンテージをもたらし
さらなる技術力アップが期待できます。

このようにトレーニングを行うことは、
選手にとって「うまくなるために」「ケガをしないために」必要不可欠なものです。

トレーニングはハードでキツイといったイメージがあるかもしれませんが、
目的をもって行えばラグビー選手としての可能性も大きく広がりますよ。



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