2010年06月26日

アジリティ・トレーニング

アジリティ・トレーニング

前回お話しした「SAQトレーニング」の中でも一般的な「アジリティ・トレーニング」。

アジリティ(agility)というのは敏捷性という意味で、単なるスピードの速さだけでなく
ストップや方向転換などをともなう動きの中でスピードを発揮できる能力のことです。

アジリティ・トレーニングというのは、文字どおりアジリティーを高めるためのトレーニングです。

今回はアジリティ・トレーニングのやり方をいくつか紹介します。



『キャリオカ 』

上半身の軸を崩さずに、脚を交互にクロスさせながらすばやく側方向に進む。

左側に進む場合(右側に進む場合も左右を入れ替えればOK)
① 右足を側方にだす。この時、右脚が左脚の前にくるようにする。
② 左足を側方に出す。
③ 右足を側方にだす。この時、右脚が左脚の後ろにくるようにする。
④ 左足を側方に出す。
⑤ ①~④の繰り返し。



『加速&減速ドリル』

① スタート地点を決め、そこから3~4m離れたところにゴール地点を決める。
② スタート地点からゴール地点へダッシュしていく。
③ 膝のクッションを使って減速をしながら、ゴール地点で90°方向転換する。
④ 方向転換した方向にダッシュする。

※このトレーニングは方向転換の方向が偏らないようにバランスよくおこなってください。



『ヘキサゴン・ドリル」

① 床にビニールテープなどで正六角形を作る。
② 正六角形の中央に両足をそろえて立つ。
③ 正六角形の中央から両足をそろえたまま1辺を飛び越える。
④ もう一度、同じ辺を飛び越え、②の位置に戻る。
⑤ 前、右斜め前、右斜め後ろ、後ろ、左斜め後ろ、左斜め前の順で③、④を繰り返す。
(順序は右回りの場合。左回りの場合は順序が逆になる)

※このトレーニングはアジリティを高める以外にも、バランスを養う効果もあります。



『ジグザグ走』

4~5mくらいの2本の平行線上にカラーコーンなどをずらして置く。
(平行線の垂直方向からみてカラーコーンが重ならないように)

カラーコーンの外側ギリギリをとおるようにしてジグザグに走る。



アジリティ・トレーニングは1つ1つの動作を正確におこなうことを意識しながら、
自分のだせる最大のスピードでおこなうようにします。
最大スピードを維持できないほど長く続ける必要はありません。
目安は10~30秒くらいだといわれています。

以上、お試しあれ。



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