2010年06月24日

まだ速くなる。

まだ速くなる。

「SAQ」をご存じだろうか。

S=スピード (走る時の最高速度の能力)
A=アジリティ (敏捷性と言われ、運動時に身体をコントロールする能力)
Q=クイックネス (素早さ : 静止からの速い反応と動作)

の頭文字「S,A,Q」を取りネーミングされた。

1980年代後半、アメリカのフットボールやバスケットボールのチームのために開発されたもので
トッププロも採用している最先端をいくトレーニング方法なのだ。

1990年代前半にアメリカから創始者のランディ・スマイス氏とともに外園隆が日本に紹介、
あっという間に日本の陸上競技、野球、バスケット、サッカーに普及し、
特にラダーやハードルを利用したトレーニングは代表的に紹介された。

現在は、日本のSAQが、本場アメリカを超え、更に理論を構築させ、
トレーニングの重要な地位を占めるようになっていった。



SAQって初めて聞く人も多いことだろう。
でも、テレビなどでプロのチームが、低いハードルの上を機敏に飛び越えていったり、
ハシゴのような道具の上をチョコチョコ動きまわっているのを見た人がいたら、
それこそが「SAQ」なのだ。

SAQトレーニングは、基礎トレーニングの一部として考える。
基礎だからこそ、正しく動く、正しく走る、正しく跳ぶ、
という人間本来の姿でトレーニングすることが一番重要だ。

ところが、現代社会は舗装道路に慣れ、車や電車に乗り、遊び場を失い、
自由に野山を走ったり、裸で川遊びをするなんて、子供のうちにしなくなった。

本当なら、少年の頃の遊びの中で自然に芽生えるはずの
俊敏さ(すばしっこさ)、バランス能力、柔軟性などが、今は全く期待できない。

そこでその代わりの働きをするのが、SAQトレーニングなのです。

SAQは自然な遊びの中で高めていた能力を、
より効率良く効果的に伸ばすことのできる「遊びの代替策」なのです。

本来は、小学生くらいから始めるといいのだが、高校生から始めても遅くはない。

実際に、SAQトレーニングを始めて「50m走のタイムが2秒縮まった。」という驚くべき事実もある。




アジリティートレーニング




練習あるのみ!



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