2010年06月09日

ウェイトトレーニングの基礎知識 3

ウェイトトレーニングの基礎知識 3

今回は、意外に忘れがちな「休養」についてお話します。

筋肉が大きくなるメカニズムは、筋肉繊維の損傷と修復の繰り返しです。

ウェイトトレーニングによって筋肉に適切な負荷を与えることによって筋肉繊維が損傷する
そして適切な栄養と休養をとることで、損傷した筋肉繊維は修復され損傷前の状態よりも強化される。

これは「超回復」と呼ばれ、筋肉は超回復を積み重ねてどんどん強化されていきます。

一般的に超回復が起こるまでの時間は、筋トレ後48~72時間といわれています。
超回復の前に次の筋トレを行うと、損傷した筋肉が強化される前に更に損傷を重ねる事になり逆効果なんです。

どれだけ休養期間の見極めが大事か分かりますね。

例えばベンチプレスなら、何日置きに行っていますか?
2日おきの人もいれば、1週間置きの人、また毎日やっている人もいるかと思います。

同じ部位のウェイトトレーニングで、どれがベストの休養期間かというと、
その人の行っているトレーニングの質(重さ、回数、セット数)と、その人の栄養状態によって
大体3~10日ぐらいの間で変わってきます。

簡単なのは、筋肉痛が治るまでが1つの目安として適していますが、
軽すぎるウェイトを行っていると、筋肉痛にはなりにくく、この目安が使えなくなります。

トレーニング再開のタイミングは「その部位の筋肉痛がなくなったら再開する」というのでもいいです。

ほとんどなくなったら再開、完全になくなったら1日待って再開、など人によって好みはありますが
いずれにせよ筋肉痛はトレーニング再開の良い目安となります。

回復ペースは栄養状態や体調によってもコロコロ変わるので「〇日置き」というように
時間で決めるのではなく、体と相談するのもアリです。





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