2010年06月29日
常に考える人になる。
例えば「ラグビー選手という職業は肉体労働かどうか?」と聞かれた場合、
「いいえ。ラグビーは知的労働です。」と、はっきり言えます。
では知的労働とは何かというと「いかに考える力をつけれるか」という事です。
「ラグビー」って考える時間が非常に多いですよね。
一瞬で攻守が交替し、その時、最良のプレーの選択を迫られる。
常に状況判断が必要。だから「考えるスポーツ」と言えるでしょう。
漠然とプレーしているだけとはえらい違いです。
それは試合に限らず練習でグランドに立っている時でもそうです。
練習時間は長い割には自分の練習だけをしている時間は短くはないですか?
考える時間はいっぱいあるのだから何も考えないのではもったいないと思いませんか?
考えている選手と考えている選手の違いは当然出てきます。
3年間高校ラグビーをやるのです。その差は大きいですよね。
よく選手に「高校ラグビーを終えて、身に付いたものは何?」という質問に
挨拶ができるようになったとか、礼儀を学んだとか、チームワークを学んだとかいろいろ答えます。
それはそれでいいと思いますが、一生懸命にラグビーをやっていて、
たったそれだけのことしか学べなかったのかとなると非常にもったいなく思います。
例えば「ラグビーをやってアイディアの発想が豊富に浮かぶようになりました。」とかね。
「感性が研ぎ澄まされました。」とか、そういうのが大事なわけです。
ラグビーを終えた後の人生の方がはるかに長いわけだから
何も残らなかったじゃもったいないわけです。
だからせっかくラグビーをやるならそこの部分をしっかりと鍛えていかないとと思うわけです。
考えている選手と考えていない選手の差はぜんぜん違います。
例えば、速く走る為に練習をしようとします。そういう時どうしますか?
大抵の選手は「ただたくさん走れば良い、量をこなせば良い」とだけ思っています。
でも、例えば「なんでチーターは速いのか?」とか「速く走りたい」と思い、常に考えているのならば
ヒントはありとあらゆるところから見つけてくることができるますよね。
ただ走るのではなく「速く走る為にはどうしたら良いのか」を考えて走らなくてはいけません。
何事もそうだけど考える意識をもってやらないと何も残らないと思います。
考える習慣は小さい時から身につけないといけませんが、
当然それを意識する事で後からでも身につける事ができます。
私は人間ってそんなに特別な差はないと思っています。
上手い人は「こつ」をつかんで上手くなっていきます。
逆にいえば「こつ」をつかんでいけば誰でも上手くなるのです。
それには考え続ける事、感じ続けることが大事です。
必死になって考えた結果、たどりついた答えなのか、
「誰々が言ったからこうなんだ」という答えなのかその差は大きい。
まずは考えることの楽しさを知りましょう。
みんな考えることをめんどくさいと思っていませんか?
答えは人から与えてくれるものだと思っていませんか?
他の誰かがラグビーを上手くしてくれるじゃないですよね?
自分で上手くなるんですよね?
Posted by hamakorfc at 08:14│Comments(3)
│管理人のつぶやき
この記事へのコメント
すごくわかります!
礼儀やマナーは最低限のものと私も思っています。
好きなスポーツをやってるわけなので、そのスポーツ特有の面白さがあり難しさがあるので、そこを突き詰めれるように考え実行することが一番大事じゃないかなと思っています。
高校に入ると好きで始めたスポーツが、毎日あり厳しい練習をやり先生たちに怒られるたびに、休みたいとか辛いとか思うようになり情熱が薄れてしまう選手が多いので、今見ているチームの選手にはそのことを耳にたこができるぐらい話して自分から好きで始めたスポーツで好きなことをやらさせてもらっていること、両親がいるから好きなスポーツができること、先生たちがいるから部活ができることを理解するまで言っています。
なので、今見ているチームでやらされてる選手はいません。
自分の意思で辛いことに向かっていき、目標を立ててその目標を達成するために何をしなければいけないかを考えさせ、その考えに対して実行する力を付けさせたいと常に思っています。
ちょっと熱くなってしまいましたが、ご父兄の方でも同じように思っていることがうれしくてつい長く書いてしまいました。
礼儀やマナーは最低限のものと私も思っています。
好きなスポーツをやってるわけなので、そのスポーツ特有の面白さがあり難しさがあるので、そこを突き詰めれるように考え実行することが一番大事じゃないかなと思っています。
高校に入ると好きで始めたスポーツが、毎日あり厳しい練習をやり先生たちに怒られるたびに、休みたいとか辛いとか思うようになり情熱が薄れてしまう選手が多いので、今見ているチームの選手にはそのことを耳にたこができるぐらい話して自分から好きで始めたスポーツで好きなことをやらさせてもらっていること、両親がいるから好きなスポーツができること、先生たちがいるから部活ができることを理解するまで言っています。
なので、今見ているチームでやらされてる選手はいません。
自分の意思で辛いことに向かっていき、目標を立ててその目標を達成するために何をしなければいけないかを考えさせ、その考えに対して実行する力を付けさせたいと常に思っています。
ちょっと熱くなってしまいましたが、ご父兄の方でも同じように思っていることがうれしくてつい長く書いてしまいました。
Posted by まるちゃん院長 at 2010年06月29日 13:07
>まるちゃん院長さん
コメントありがとうございます。
お返事遅くなりました。
みんなに言える事ですが、大なり小なり「壁」にぶち当たるのがこの時期。
意識の違いも個人差も出てくるのがこの時期。
でも、直接相談に来ないのもこの時期なんですよね(泣)
ですから、私は、このブログに「一方通行でもいいから」書き続けます。
いつか、思いが届いてくれれば。と思っています。
コメントありがとうございます。
お返事遅くなりました。
みんなに言える事ですが、大なり小なり「壁」にぶち当たるのがこの時期。
意識の違いも個人差も出てくるのがこの時期。
でも、直接相談に来ないのもこの時期なんですよね(泣)
ですから、私は、このブログに「一方通行でもいいから」書き続けます。
いつか、思いが届いてくれれば。と思っています。
Posted by hamakorfc
at 2010年07月05日 09:25

ホントにそうですね。
私も何年もチームを見ているとそういうものにぶち当たるのを目の当たりにしますし、個人差もはっきりとわかるぐらいでるのを見ます。
この先ご縁があり私たちがサポートさせていただけるようなことがあれば、選手がなかなか相談できないこともこちらからアプローチして相談しやすい環境を作ってそれを一緒に解決できるようにしていきたいと思います^^
練習や試合の日程と監督さんご父兄との状況が上手く合う日にちを教えていただければ、一度ご説明も含めて見学を含めお伺いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
その際にこちらの考えや思いをお話し、監督さんやご父兄の考えや思いをお伺いできればと思います。
私も何年もチームを見ているとそういうものにぶち当たるのを目の当たりにしますし、個人差もはっきりとわかるぐらいでるのを見ます。
この先ご縁があり私たちがサポートさせていただけるようなことがあれば、選手がなかなか相談できないこともこちらからアプローチして相談しやすい環境を作ってそれを一緒に解決できるようにしていきたいと思います^^
練習や試合の日程と監督さんご父兄との状況が上手く合う日にちを教えていただければ、一度ご説明も含めて見学を含めお伺いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
その際にこちらの考えや思いをお話し、監督さんやご父兄の考えや思いをお伺いできればと思います。
Posted by まるちゃん院長 at 2010年07月05日 19:58
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