2012年06月27日
少年よ、紳士たれ!
公式試合も一段落つき、子供たちは試験で部活も休みが多くなりました。
ラグビーに関わる生活の谷間だな~なんて、親としてちょっと寂しく思うので、今日はラグビーについて思うところをつらつらと書いていきます。
お暇な方はご高覧ください。
自宅のHDDレコーダーの中身を整理していたら、少し前に録った「アメトーーーク」のラグビー芸人の回が出てきました。
リアルタイムで息子と二人で観て、夜中に大笑いしていたなあと思いながら、再生してみました。
その中で、とある芸人がレフリーのモノマネをしていて、MCの芸人(ラグビーを全然知らないというポジション)に
「そんな審判、いるか~?」
と突っ込まれていました。
私が初めてラグビーの試合を見た時、「他のスポーツではなかなかないな」と思った事の一つに、審判の在り方があります。
素人の私が見ても「ん?」と思うようなジャッジがあっても、基本的に選手は従います。
抗議するのもあまり見ない。納得いかないから説明を求める、という程度です。
私の両親が野球好きで、子供の頃よくプロ野球の試合を見させられました。
その中で、選手が審判に食って掛かるシーンを何度も見ました。
プロ野球選手はプロとして、生半可なジャッジに腹を立てたのでしょう。今にして思えば、彼らもまた自らが関わるスポーツに真剣だった、という事なのかもしれません。
ただ、詰め寄ったり突き飛ばしたりという場面を子供の頃に見ていたので、ラグビーを見た時はとても不思議な感情を抱いたのです。
昔、海外のチームで、頭に血の上ったラグビー選手が審判を殴ったことがあったそうです。人間ですから、そう言う事もあるでしょう。
その選手に下ったペナルティーは?
ライフタイム レッドカード。
一生涯、ラグビーから退場するのです。
また、もう一つ。
こんなに審判が喋るスポーツも少ないだろうな、という事も私の中ではカルチャーショックでした。
とにかく、喋る。
そして、違反が起きてから喋るのではない事に、しばらく見ていて気づきました。
子供たちの試合でもよく見ます。
「○○番!もっと下がって!」
「倒れたらボール離す!すぐ離して!」
他のスポーツで見たことありますか?
違反になりそうな事を諌めてくれる審判って。
ラグビーは、紳士のスポーツと言われます。
不文律の法律を有するイギリス発祥だから、とはよく聞く話です。
激しいスポーツであるが故に、『人としてやってはいけないモラル』に厳しいルールになっています。
ラグビースクールに通っていた頃、白熱するあまり相手を叩いてしまった幼稚園の選手に、審判をしていたコーチがとても大きな声で怒鳴ったのを見たことがあります。
「今、お前、何した!?絶対にやっちゃいけない事だぞ!相手の選手に謝れ!」
試合の時間を止めてまで、きちんと相手に謝罪をさせていました。
小さくても一人のスポーツ選手としてみなし、小さな子供でも、ルール違反をしたらガッチリ叱られる、そんな場面を見た時、私はイギリス発祥らしいな、と思うと同時に、「子供にラグビーをやらせて本当に良かったな」と思ったものでした。
ラグビーに関わる生活の谷間だな~なんて、親としてちょっと寂しく思うので、今日はラグビーについて思うところをつらつらと書いていきます。
お暇な方はご高覧ください。
自宅のHDDレコーダーの中身を整理していたら、少し前に録った「アメトーーーク」のラグビー芸人の回が出てきました。
リアルタイムで息子と二人で観て、夜中に大笑いしていたなあと思いながら、再生してみました。
その中で、とある芸人がレフリーのモノマネをしていて、MCの芸人(ラグビーを全然知らないというポジション)に
「そんな審判、いるか~?」
と突っ込まれていました。
私が初めてラグビーの試合を見た時、「他のスポーツではなかなかないな」と思った事の一つに、審判の在り方があります。
素人の私が見ても「ん?」と思うようなジャッジがあっても、基本的に選手は従います。
抗議するのもあまり見ない。納得いかないから説明を求める、という程度です。
私の両親が野球好きで、子供の頃よくプロ野球の試合を見させられました。
その中で、選手が審判に食って掛かるシーンを何度も見ました。
プロ野球選手はプロとして、生半可なジャッジに腹を立てたのでしょう。今にして思えば、彼らもまた自らが関わるスポーツに真剣だった、という事なのかもしれません。
ただ、詰め寄ったり突き飛ばしたりという場面を子供の頃に見ていたので、ラグビーを見た時はとても不思議な感情を抱いたのです。
昔、海外のチームで、頭に血の上ったラグビー選手が審判を殴ったことがあったそうです。人間ですから、そう言う事もあるでしょう。
その選手に下ったペナルティーは?
ライフタイム レッドカード。
一生涯、ラグビーから退場するのです。
また、もう一つ。
こんなに審判が喋るスポーツも少ないだろうな、という事も私の中ではカルチャーショックでした。
とにかく、喋る。
そして、違反が起きてから喋るのではない事に、しばらく見ていて気づきました。
子供たちの試合でもよく見ます。
「○○番!もっと下がって!」
「倒れたらボール離す!すぐ離して!」
他のスポーツで見たことありますか?
違反になりそうな事を諌めてくれる審判って。
ラグビーは、紳士のスポーツと言われます。
不文律の法律を有するイギリス発祥だから、とはよく聞く話です。
激しいスポーツであるが故に、『人としてやってはいけないモラル』に厳しいルールになっています。
ラグビースクールに通っていた頃、白熱するあまり相手を叩いてしまった幼稚園の選手に、審判をしていたコーチがとても大きな声で怒鳴ったのを見たことがあります。
「今、お前、何した!?絶対にやっちゃいけない事だぞ!相手の選手に謝れ!」
試合の時間を止めてまで、きちんと相手に謝罪をさせていました。
小さくても一人のスポーツ選手としてみなし、小さな子供でも、ルール違反をしたらガッチリ叱られる、そんな場面を見た時、私はイギリス発祥らしいな、と思うと同時に、「子供にラグビーをやらせて本当に良かったな」と思ったものでした。
Posted by hamakorfc at 20:56│Comments(0)
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