2011年07月25日

「親」として

「親」として

ふと考えた。

コゾウが高校へ進学し、浜工ラグビー部のお世話になって2年と4カ月が過ぎた。

1年生のころ、親の自分も高校というモノに慣れておらず
右往左往している時、浜工ラグビー部父母会の方々に大変お世話になった。

その時、3年生の父兄方が、こう呟いた。

「あーぁ。あなた達はいいね。まだ2年ある。」

その時、ピンとこなかった。


今は、ものすごく分かる。
覚悟はしているつもりだった。
コゾウが最上級生になって部活を引っ張っていく立場になって
迎えた新人戦。

大会が終わった時
「残りは『総体』と『秋本番』か・・・」
と、しみじみ思ってしまった。

ようするに、寂しいのである。
当時の先輩父兄の言葉が身にしみた。

そんなこんなで、総体も終わってしまった今、残されたのは「秋」
花園予選のみである。

もちろん、練習試合や遠征はある。
しかし、公式戦は別格で、長年優勝争いから遠ざかっている浜工ラグビー部には
今年こそ優勝して欲しいと心から願っている。
(毎年、思っていますが・・・)

最上級生の父兄だからこその思いだと思うが、
「今年こそ」
という思いは、文字で書き表せないほど強い。

あぁ、先輩父兄の方々も、こんな思いをしていたんだな・・・


親として、息子にしてやれる事はあまりない事にも気付く。

一緒に練習してやる訳にもいかないし
アドバイスなどしても、親の言う事など「寝耳に水」だ。

歯がゆい。

こいつらを花園に連れて行く事が出来るのなら、私は何でもする。
酒もタバコもやめたっていい。

あぁ、神様、仏様。
私は、何をしてやれるのでしょうか。

でかい声で叱咤激励することしかできないのでしょうか。


「親」という漢字は「木の上から立って見守る姿」を表している。なんて聞きますが
昔の親御さんは、辛抱強かったんだなぁ。



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この記事へのコメント
一区切り付けてシーズンを終了させた筈の我家の愚息も、ラグビーの魅力に負けて?
練習試合に出てたりします。
不完全燃焼だったのかもしれません。

最後の夏、最後のシーズンがやってきます。
悔いの無い時間を過ごして欲しいですね!
見守ってやりましょう!
Posted by 私だ at 2011年07月26日 13:14
>私だ様

いつもありがとう御座います。

そーかー。
J高校は、春で引退でしたね。
息子さんの「不完全燃焼」という気持ち分かります。

学生の本分である「勉学」と「部活動」をうまく両立できるといいんですがね。
「鋼の精神力」を要しますね。

しかし、それをやり遂げた時、いろんな意味で達成感と自己の成長を感じる事が出来るでしょうね。

しっかり見守っていきます。
Posted by hamakorfchamakorfc at 2011年07月30日 18:47
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