2010年11月17日

ラグビーのキャプテン

高校ラグビーの地方予選も佳境に入ってきた。

各地の代表が決まると共に、代表から漏れたチームは世代交代の時期となる。
新チームに移行し、新人戦に向けて再び歩み続ける。

各校、新しいキャプテンを中心にチーム作りに励んでいく。

ラグビーのキャプテン


そもそも、ラグビーのキャプテンとは他のスポーツとニュアンスが少し違う。

ラグビー創世記、まだルールもレフリーも存在しない頃、
もめ事や取り決めは、お互いのキャプテンが話し合って決めていた。という経緯があった。
現在でも、試合中キャプテンだけがレフリーと話ができる。

ラグビーは試合中、監督の指示ではなくキャプテンの指示で動く。
というか、監督が指示する事は認められていないのだ。

キャプテンは自分のプレー選択のほかに、常にチームのゲームマネジメントもしなければならない。

ラグビーのキャプテンは「重い」のだ。

キャプテンは誰でもなれるのもではない。
なりたくてなれるものでもない。

もし、あなたがキャプテンに任命されたのなら、覚悟を持って臨んでほしい。
不安になっても仲間を信じて欲しい。
あなたの人生においてきっと役に立つだろう。がんばって務めあげて欲しい。

もし、あなたが残念ながらキャプテンに任命されなかったのなら、恨まないで欲しい。
出来る事なら自分を見つめなおして欲しい。
そして、全力でキャプテンをサポートして欲しい。
新しいキャプテンを支えて、最高のチームにして欲しい。

キャプテンは、云わば「入れ物」であって重要なのは「中身」である。
入れ物は一つしかないが、中身は皆、共有する事が出来る。

そういう意味で、全員キャプテンになって欲しい。



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この記事へのコメント
我が家の愚息は、キャプテンに選ばれ、悩みながらチームを率いています。

先ずは、自分から!と声を出し、身体を張っているようです。

ずっとやってきたバックスではなく、エイトにポジションを変えて、かなり戸惑っていましたが、最近は、その部分は、開き直っているようです?
Posted by 私だ at 2010年11月17日 10:23
>私だ さん
いつもありがとうございます。

息子さんの御苦労、お察しします。
さて、

>先ずは、自分から!と声を出し、身体を張っているようです。

「まず自分から」は、皆を引っ張るための大原則ですね。
誰でもキャプテンになれるわけじゃありません。
頑張ってほしいですね。

応援しています。
Posted by hamakorfchamakorfc at 2010年11月17日 10:40
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