成功哲学

hamakorfc

2012年07月08日 21:14

先日、記事を読んでいて、「マスター・マインド」という言葉を初めて知りました。
ナポレオン・ヒルという人の言葉で、彼は成功哲学の祖と言われる人物です。
彼は、20年間無償で500名以上の成功者の研究をして、成功哲学を体系化しました。

彼は、「思考は現実化する」という本の中でマスターマインドを下記のように定義しています。
 「明確な目標を達成するための二人ないしはそれ以上の人たちによる、調和された、知恵(そして知識)と努力の協力関係(もしくはそういう関係にある人を指す)」 P331

つまり、二人以上の、統一した願望や目標を持った人間の集まりのことであり、また、それらの人々の間で行き交う、知恵や思考およびその関係を指します。

 「二つの心が一つにまとまるとき、見ることも触ることもできないもう一つの心が生まれる。それが第三の心だ」
 P332


 「二つ以上の頭脳が調和のとれた協力をするとき、一つの頭脳よりもはるかに大きなエネルギーを生み出すことができる」
 P333



どうでしょうか?これは、仕事や経済だけに当てはまる事ではないと思いませんか?
存在するすべてのコミュニティーが目指すべき内容だと私は思います。


昨日、ラグビー部父母会の懇親会がありました。
非常に楽しくて私自身もちょっとはしゃぎすぎたかなと反省していますが(笑)、
改めて、「何か一つの目標を目指して集まるコミュニティーってすごいな。」と思いました。
私たち父母会の一人一人、生まれや育ち、環境、仕事、はたまた性別まで、ありとあらゆる事が違います。
が、「ラグビー部父母会」という唯一無二の共通点があるのです。
そして、その父母会。私たちが目指す目標はなんでしょうか?
きっと「子供たちに、悔いのないよう、思いっきりラグビーをしてほしい」ということではないかと思うのです。
また、子供たちは「ラグビー部」というコミュニティの中で、「勝ちたい」という共通の目的をめざし頑張っているのだと思います。

「二つ以上の頭脳が調和のとれた協力をするとき、一つの頭脳よりもはるかに大きなエネルギーを生み出すことができる」
こういったナポレオン・ヒルは、同じ著書の中でこうも言っています。

マスターマインド・グループは、競争をする場ではない。グループのメンバーは誰一人として他のメンバーに敵対意識を持つ理由はないし、他人に対して秘密をつくる動機もない。 P340

競争という言葉の持つ意味はいろいろありますが、浜工ラグビー部の皆は全員仲間であり、その父母会もまた仲間です。
保護者ひとりひとりが、子供たち全員の味方であると同時に、私たち保護者が一丸となって子供たちをバックアップしていかなければ、と改めて思えた懇親会なのでした。

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