26人目のメンバー
ラグビーは選手15人、リザーブを含めて25人のメンバーで戦う。
キックオフのホイッスルが吹かれた瞬間、グラウンド上の15人しかプレーすることが許されない。
すなわち、全部員から「選ばれし者」しかグラウンドに立つことができないのである。
一生懸命練習を共にしてきたが、一歩届かず悔しい思いをしたメンバー外の選手もいる。
残念ながらメンバー入りできなかった選手の深層心理は深い。
文章では綴られにくい葛藤は誰しも持つものだ。
しかし、グランドの中と外でも、考えることは同じである。
「チームが勝つために、自分ができることは何か。」
この夏を超え、レギュラー争いも本格化する。
そんな中、忘れないでほしい。
22人だけで戦っているのではない事を。
グランドの外でも、共に闘うことができることを。
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